インプラント後のメンテナンス

定期的なメンテナンスを ~インプラントを快適に維持するために~

インプラントには、チタンとセラミックという二つの素材が使われています。これらはとても身体に馴染みやすい素材であり、ケアさえしっかり行えば、インプラントを長期的に使い続けることができます。

しかしそんなインプラントも、十分にケアができていないと歯周病と同様の病気「インプラント周囲炎」を招き、抜け落ちてしまうことがあります。せっかく手術して埋め込んだインプラントを長持ちさせるためには、ご自宅での適切なブラッシングに加え、定期検診できちんとメンテナンスを受けることがとても重要です。

つまりインプラントとは、手術さえ成功すればそれで終わりというものではないのです。たとえば海外でインプラント手術を受けられた方も、帰国後に定期的にメンテナンスを受ける必要があります。浜口歯科では、他院でインプラント手術をされた方のメンテナンスも承っています。転居などのさまざまな理由でお困りの方も、お気軽に当院までご相談ください。

定期検診によるケア

当院ではインプラント手術の後に、数ヶ月に1回のペースで定期検診にお越しいただいています。インプラントには神経がないため、ご自身で異変に気づくのは難しいものです。定期検診で口腔内に異変が起きていないかチェックするとともに、生活習慣などにも注意し、インプラントを長持ちさせましょう。

口腔内のチェック
  • インプラントの状態に異常は起きていないか
    (位置は正しく維持されているか、咬み合わせに異常はないかなど)
  • インプラント周りの歯ぐきの状態に異常はないか
  • ブラッシングは正しく行えているか
など
PMTC
毎日きちんとブラッシングしているつもりでも、どうしてもみがき残しは出てしまうものです。専用器具を用いた徹底的なクリーニング「PMTC」を定期的に受けることで、インプラント手術後の口腔内を健康に保つことができます。PMTCで、インプラント周囲炎を予防しましょう。

ご自身で手軽にできるケア

インプラントを長持ちさせるためにご自身でできることはいたってシンプル。本物の歯をケアするように「適切なブラッシング」を行い、プラークコントロールを心がけることに尽きます。ブラッシング時には歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使い、歯の表面だけでなく、歯と歯の間をきれいにすることも心がけましょう。

喫煙とインプラントの関係

喫煙習慣は、口腔内環境に大きく影響を与えるもの。インプラントにかぎって言えば、喫煙習慣のある方とない方では、治療の成功率に大きな差が生まれています。喫煙は、インプラントとアゴの骨が結合することをジャマしたり、術後の歯ぐきの治癒を遅らせたりといった悪影響をおよぼすことがあるのです。インプラント治療を機に完全に禁煙ができれば理想的ですが、それが無理な場合には、治療期間内だけでも禁煙することをおすすめします。

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